家庭はもちろんのこと、学校や会社でもlanケーブルは床に敷設をしていることが多いでしょう。モデムの近くに各情報端末があればさほど問題はありませんが、大半が離れた位置にあります。机や椅子に下敷きになっていたり、終始誰かに踏まれているということも少なくありません。この場合は早急にlanケーブルを守る行動をとることをおすすめしましょう。
lanケーブルは一見すると電気コードと同じ見た目をしています。ところがその内部は繊細なグラスファイバーとなっており、外から強い力が加わるとすぐに割れてしまうわけです。一度割れると正しくデータ送受信ができなくなり、新しいものを購入するしか手はありません。内部をしっかりと守るには、普段から椅子などの下敷きにならない位置に配線をすることです。
内部を守る工夫として挙げられるのが、配線ダクトを室内に設けることになります。通常の配線ダクトは数多くの電気コードを一か所にまとめるために使用しますが、その使い方はアイデア次第で無限に広がるわけです。lanケーブル用に配線ダクトをセルフ工事で取り付けて、その内部にケーブルを収納してみてもいいでしょう。ホームセンターやネット通販で1本200円前後で配線ダクトは販売されています。
lanケーブルの断線を防ぐシールドというアイテムのあり、こちらはケーブルの外側に取り付けるものです。折れ曲がるのを防ぐこともできるので、活用しやすいでしょう。